2013年3月23日土曜日

めまいの体操

以前JET会でもやりましたが、自己体操があるようです。

以下引用です。
http://news.nifty.com/cs/item/detail/dot-20130323-2013032300001/1.htm
めまいの治療に効く? 平衡機能を鍛える“BPPV体操”
 めまいが起きる原因は多種多様だが、耳の病気であることがもっとも多い。
「めまいがあると、からだの平衡感覚が乱れるのと同様に、眼にも乱れがあらわれます。この検査で異常が確認されると、良性発作性頭位めまい症(BPPV=Benign Paroxysmal Position Vertigo)と診断します」(東京医科大学病院 耳鼻咽喉科主任教授の鈴木衛医師)
 良性発作性頭位めまい症とは、耳のもっとも内側にあたる内耳(ないじ)にある耳石(じせき)が関係している。耳石は通常、耳石器の中にあるが、そこからはがれ、半規管に落ちることがある。本来はからだを動かしたときに耳石も動き、その情報が神経を通して脳に伝えられ、平衡機能を保つ。しかし耳石がはがれ落ちると、半規管が刺激されてめまいが起きるという。
 約90%の患者が2、3回の理学療法で改善するが、理学療法や薬物療法であまり効果がない場合、鈴木医師は平衡機能を鍛える「BPPV体操」を指導している。これは、【1】ベッドに座り、からだを側方へゆっくり倒して60秒横になる、【2】からだをゆっくり起こして60秒座る、【3】反対側へからだを倒して60秒横になる、【4】【2】のようにゆっくり起き上がる、という体操である。
「BPPV体操は1日1~2回するのがおすすめです。長年悩んでいる場合には、耳石が半規管に入らないようにする半規管遮断術という手術をすることもありますが、まれです。手術をしなくても、発症から2年で約95%の人が改善するというデータもあります」(同)

2013年3月22日金曜日

疾患メモ 魚の目とタコ

魚の目(鶏眼)とタコ(胼胝)
どちらも歩行時などの靴の刺激や圧迫などによって生じる足の角層の増殖である。垂直方向の負荷によってできると固くなった角層が皮膚に食い込んで魚の目となる。タコは水平方向へ擦れる負荷によってできる。
治療としてできてしまったものは、適切な道具で角層を削り、足専用の保湿クリームなどで周囲の皮膚も含めてやわらかく保湿しておく。(予防としても保湿クリームは有効)
削って治療する前の痛みがあるときに靴を選び、比較的痛みを感じないタイプの靴が足に合っていると考えられる。足底板も有効である。また各競技に適した靴下により予防できることもある。
さらに歩行を含むトレーニング時の姿勢、バランスの改善が一番重要な予防である。

参考文献
臨床スポーツ医学:2008 vol25 臨時増刊号 P468