2012年11月20日火曜日

kindle続き

send to kindleを試してみました。
はじめにマニュアルをしっかりと読んでいない上での報告ということをご理解の上読んで下さい。
ほぼ直感で操作しています。

キンドルへのファイルの送信方法はおそらく2種類です。
1つはメールを自分のキンドルアドレス宛に送る方法があります。
テキストファイルなどはそのアドレス宛に添付ファイルで送ると、
キンドル上にファイル名で本のように表示されます。
PDFの場合は変換が必要なようで、メールの件名を「変換」としなければいけないようです。

もう1つのキンドルへのファイルの送信方法は、
amazon純正送信ソフトsend to kindleを使用する方法です。

send to kindleをインストールし送りたいファイルを右クリックしてsend to kindleで送信するだけで、
しばらくすると自分のキンドルに転送されます。
転送できるファイルは Word(.DOC、.DOCX)、テキスト(.TXT、.RTF)、画像.JPG、.GIF、.PNG、.BMP)、PDF(.PDF)だそうです。
ExcelやPowerPointは転送できません。

詳しくは以下のページ参照してください。http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1201/13/news066.html

転送したファイルを試しました。
テキストファイル:非常にきれいです。読みやすく感動的ですらあります。パソコンのモニター上でみるより数段見やすく、印刷するほどでは無いけどモニターではみたくないという場合にぴったりです。

図付きのワードファイル:テキスト部分は読みやすいです。図は濃淡が薄くはっきり言ってみにくいです。
キンドルでみる事を想定して図を作成すればひょっとしたら見やすいのかもしれませんが、
普通に作ったファイルは厳しいです。ちょっと確認といった用途には耐えると思います。

PDF:これも厳しいです。テキストとして認識しないためか字も薄く読みづらく、図もみにくいです。
拡大すると字のフォントが乱れます。これもちょっと確認といった用途には耐えますが、
じっくり読むことは困難なレベルと思います。

結論
テキストファイルは非常に読みやすい。ファイルも軽くて良い。
wordの図はキンドル用に加工しないと難しい。多くの場合カラーでないこともあり期待しない方が良い。
PDFは実用レベルになく確認用ならまあいいかと思います。パソコン上でみる方が数倍いいですね。

適当に触ってみた自分の感じなので、違うなどご意見があれば教えて下さい。

2012年11月19日月曜日

kindle

キンドルが届きました。
自分の買った物は、Kindle Paperwhiteの3G版です。

設定はすぐに終わりました。今まで買った本もすぐに読めます。
スマホで読んだところとリンクしてくれるのはすばらしい。

E Inkを使っているので、紙に近い感覚で読みやすいです。
しかしフォント自体はソニーの方がきれいかなと思います。
前に表示した文字などがうっすら残っている時があり気になることがあります。
(表示がきれいな時はきれいです。何かいい時と悪い時のムラがあります)
これもこういう物かと思えばあまり気にはならないと思いますが。

E Inkは液晶自体が光るわけではないのでソニー版等ではは暗いところではよめず、これが購入をためらう一番の要因でしたが、
kindleはライトがついており暗いところでも読むことができます。
ライトのためか液晶下部に1mm程度雲のような影が出ます。最初は気になりますが本を読む分にはまったく問題ありません。

E inkの特性上仕方がありませんがページを切り替える際一瞬暗転します。
ソニーなど他機種より速いような気がしますので、あまり気にならないレベルかなと思います。
ただし気になる人には気になると思いますので、
E inkをみたことない人は必ず確認してから買った方が良いと思います。

スクロールは特性上仕方がないのかもしれませんが、かなりモッサリ感があります。
無料のブラウザとして期待していましたが、スクロールが遅いことと、
切り替え時に前回表示した文字や線などが残ることもあって非常にみにくいです。
これでインターネットなど見ることはないと思います。
ただしwikipediaはスマホなどでみるより目に優しく非常に読みやすいです。(ただし図などカラーでなく白黒になる)

全体的には反応が遅いです。
物理スイッチでなくタッチ式なので反応していないのかな、
と何度も確認のタップすることがあります。
人によってはかなりイライラするかもしれません。

amazonでの品揃えはかなりいまいちです。
販売リストの中から選ぶなら読みたい本はみつかるので一応使えますが、
読みたい本を検索しても、まずkindleには対応していません。
自分の読みたい本としてはガラパゴスなど他のサイトの方が充実していますのでこの辺は大いに不満ですね。

結論 
端末自体は細かいところに目をつむれば良いです。
しかし品揃えがそろうまでもう少し様子見が賢いかもしれません。

2012年11月9日金曜日

鉄拳

最近話題の鉄拳のパラパラ漫画
今日テレビで初めて見ました。

結論 天才

http://www.youtube.com/watch?v=J-4D6P4Fctw
http://www.youtube.com/watch?v=gyq2DsCBXPA

思わず涙腺がゆるんでしまった。

パラパラ漫画
受傷外力の再現とかに使えないだろうか。

2012年11月7日水曜日

踵骨骨折

整災外科2012年6月号で踵骨骨折の特集をしていました。
整復法として有名な大本法の大本秀行先生が寄稿していますので少しまとめてみました。
大変興味深い報告ですので原著に当たってみてください。

骨折メカニズム
踵骨骨折は直達外力で、まず内外側骨片に分断される第一次骨折を生じる。続いて後距踵関節面の圧迫骨折が起こり、関節面を含む転位骨片(joint fragment)が外側体部骨片の中に陥没する二次骨折を起こす。
joint fragmentが内側に傾く理由は、跳ね返るときjoint fragmentが体部骨片と一緒に末梢に移動するが、踵腓靭帯がjoint fragmentの斜め後下方に付着しているため、下方より持ち上げられ内側に傾くと考えられる。

徒手整復の機序
踵腓靭帯がほとんどの症例で転位骨片のjointfragmentに付着しているためこれを利用する。受傷時joint fragmentは末梢の体部骨片の中に落ち込んでいる。踵骨の両側より圧迫し、強い牽引を加えながら内反させると踵腓靭帯が緊張し、それ以上の内反は距踵関節では起きず、骨折部で起きる。その結果骨片が後側方より持ち上がり骨折部が離開し,“ 噛み込み"がはずれ、離開部は前方に移動すると同時に側方膨隆も改善される。
次いで外反させると離開部の相接する位置で、末梢の体部骨片がjoint fragmentを押し上げる。再度、内反することで骨折部は再び離開し、相接する位置は前方に移動する。内外反をさらに繰り返すことにより骨片後部から前方にかけて徐々に整復されていく。この間、およそ10秒程度でcrepitationがなくなれば整復されている。

 コツとして
1)手首を十分に返し、牽引(助手が強く押さえても浮き上がるぐらい)を強く行いながらかなり速い内外反を同時に行うこと。(中途半端な内外反は患肢が揺れるだけである)
2)術者の小指球部が腓骨末端に触れる程度で踵腓靭帯付着部より少し末梢を把持し靭帯の位置を意識して行う。
3)濡らした綿手袋を用いて把持を確実に行う。


踵腓靭帯がjoint fragmentに付着してないときや、靭帯が付着していても粉砕しているときは徒手整復不能例となる。