2011年8月25日木曜日

ヨーグルト


8月12日に少し興味深い記事が新聞に出ていました。
以下引用します(短く編集しています)
有田共立病院の井上文夫院長らのグループは、昨年9月7日から今年3月18日まで、佐賀県有田町の小中学校で「1073R-1乳酸菌」(R-1乳酸菌)が入ったヨーグルト飲料(112ミリリットル)1本を児童・生徒(計1904人)に継続的に飲んでもらった。
 インフルエンザが流行する冬季(昨年10月~今年3月)の感染者数を集計したところ、感染率は小学生では0・64%、中学生は0・31%だった。佐賀県平均は小学生4・37%、中学生が2・57%で、隣接する自治体と比較すると、有田町の小学生は10分の1以下の感染率だった。
日本の免疫学の第一人者で順天堂大医学部の奥村康特任教授も「人体にはナチュラルキラー細胞(NK細胞)があり、ガンやウイルスを叩く。R-1乳酸菌でNK細胞が活性化された可能性がある。ヒトでの乳酸菌摂取とインフルエンザ感染抑制の関係が初めて分かり、われわれが行ってきた動物実験の結果にも合う内容」と評価し、「R-1乳酸菌を使用したヨーグルトは、社会の第一線で働く人やお年寄りへの活用も期待できるのでは」と話した。
製品名はR-1ヨーグルトです。味も美味いです。
さぞかし明治の株価が上がったのかと思いきや、あんまり変わっていません。
ヨーグルトに興味を持ったので次回もヨーグルトの話とします。

2 件のコメント:

tomita さんのコメント...

写真にあるヨーグルトにはすべてR-1がふくまれているのでしょうか?
下手な予防接種より効果があるように思えます。学童期以外の年代でも同様の効果があるのか少し疑問が残りますが…

亀仙人 さんのコメント...

R-1にしかありません。
データは少し割り引いた方がよいとは思いますが、乳酸菌パワーは意外とすごいです。
昔東京医科歯科大学の藤田先生のサナダムシの講演を受けましたが、その藤田先生も最近は乳酸菌に注目しているという話を聞いたことがあります。詳しくは続編を鋭意作成中ですのでお待ちください。