2014年5月14日水曜日

ポリフェノールに効果無し

フレンチパラドックスといってフランス人が相対的に喫煙率が高く、 飽和脂肪酸が豊富に含まれる食事を摂取しているにもかかわらず、冠状動脈性心臓病 に罹患することが比較的低いことから赤ワインの効果がうたわれていましたが、最近の研究によると、赤ワインに豊富に含まれている抗酸化物質の「レスベラトロール」に人を長生きさせる効果は見受けられなかったとのことです。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140513-00000019-jij_afp-int

また別の記事ですが特定の果物や野菜によるガンの発生リスク低減を証明する証拠は見つからないそうです。

http://gigazine.net/news/20140512-foods-cannot-prevent-cancer/


肥満の管理やアルコール摂取量の制限が長寿に関連することは確実とのことですので、長生きのためには食事量の管理が重要と思われます。また飢餓状態がサーチュイン遺伝子を活性化するのは、今でも正解だと思うので、腹7~8分というのがワインをがぶ飲みしてポリフェノールに期待するより効果的でしょう。

また体温と寿命の関連性も指摘されています。一般に低体温の人は長生きとのことで、マウスなどの実験動物でも低体温のものの方が長寿命のようです。日本人は欧米人に比べると0.5°くらい体温が低いとのことで、これが日本人の長寿命の一因の一つのようです。

http://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/aging/column/20090123.html

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