2011年11月26日土曜日

STDEVPとSTDEV

母集団(全数調査)はEXCELの関数ではSTDEVP、標本の場合STDEVを使用します。
調べたいと思う集団全体、例えば日本人全体などを母集団と呼びます。母集団全体を調べることを全数調査と呼びます。
母集団の一部を標本として選び出し、これを調査するものを標本調査と呼びます。例えば報道機関が日本人の意識調査を行う際に数千人を選んでアンケート調査を行う場合などがあります。

標準偏差を計算で出す時、先に分散を計算します。
分散もばらつきを示すものになりますが、計算式は((各データ-平均値))の総和÷データ数(n)です。    (うまくフォントが出ませんが(各データ-平均値)の二乗です)

標準偏差は√分散 (分散の値の平方根)です。
母集団(STDEVP)は分散の際にそのまま「データ数」で割ります。
標本調査(STDEV)は分散の際に「データ数-1」で割ります。

これは母集団の分散と標本の分散との誤差を補整するためのようです。

例えばA3の体重の平均と標準偏差という場合は母集団になるのでSTDEVP を使うべきと思います。

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