2008年8月28日木曜日

扁平足のあるオスグッド病の患者さんについて

冨田先生からコメント欄に投稿がありましたので本欄に載せます。

冨田 さんは書きました...
脳波マウスそそりますね・・でも、ちょっと高いかな。 ところで、全然話題が変わるのですが3日程前に来院した中学2年生の男子が左膝にオスグッド様の痛みを訴え来院しました。今までの経験上オスグッドといえば、およそ体がめちゃくちゃ硬くHBDが何十cmみたいなタイプが圧倒的に多く・・・ていうかそういう子しか診たことがありませんでした。ところが、彼はHBDも痛みがやや増大するも0cm、全身的な体の硬さもありません。そこで今日フットプリントを採取してみたら、べったり扁平足でした。そこでもう一度圧痛場所を細かくとってみたら、脛骨粗面でも内側に強い圧痛がありました。 服部整形外科の人が以前学会で発表していたことをふと思い出し、ソルボをあてた状態とあてていない状態でそれぞれ屈伸運動させると装用している時に痛みが減少しました。長期的な報告もしたいと思いますが・・・ 脛骨の外旋と外反モーメントがかかるから内側に痛みが出るのかな??と考えひとまず経過をみたいと思います。こんなケースを経験された先生があればアドバイスをいただければと思います。

2 件のコメント:

亀仙人 さんのコメント...

以前全身弛緩性のある患者さんでオスグッドの症状を訴える女の子がいました。扁平足もありました。痛みも強く安静以外とれる治療は無いなと思っていましたが、そのうちこなくなりました。足底板で改善することがあるでしょうか?僕はオスグッドのバンドをたまに使っていますが、劇的な効果はありませんが、テーピングよりはいいかなと思っています。

匿名 さんのコメント...

今のところ、患部は包帯固定で安静、足底板はバンドに貼り付けて常に装用できるようにしています。
徐々に疼痛改善していようです。
学校が始まり部活も始まって練習後は少し痛みがあるようですが、圧痛が弱くなっています。
理学療法的にはあまり大したことはできません。体の硬い子ならストレッチでその効果も実感しやすいのですが・・・
股関節や足関節などのストレッチをしていますが、どちらとも可動域は十分確保されています。