2011年6月14日火曜日

長生きの遺伝子

うちの若い衆からの情報です。
6月12日のNHKスペシャルにて「発見、長寿遺伝子」というテーマを放映していました。

長寿の秘訣はサーチュイン遺伝子のスイッチをONにすることです。
この遺伝子がONになると100近くの老化因子を抑える効果(抗がん作用、糖尿病予防作用、動脈硬化を抑える、免疫の異常を抑制する、ミトコンドリアが増え持久力が上がる等)があり寿命が20~30%延びる事が確認されているそうです。

ではどうやってその遺伝子をONにするか、というところが気になりますが、方法は2つあるそうです。
一つ目の方法は腹八分目の生活をすることです。腹八分目にすることにより飢餓状態と体が認識しサーチュイン遺伝子が発動するそうです(老化を早めているのは基本的に飽食で、飽食になった場合は調整作用はほとんどありませんが、飢餓状態に対しては改善させようとする働きが体にはいくつかあるそうです)。マウスの実験ではカロリーを3割カットしたところ、寿命は20~30%延びたそうです。

二つ目の方法はレスベラトロールと言うブドウの皮に含まれるポリフェノールの一種を摂取することです。これらを赤ワインやサプリメントとして摂取することによりサーチュイン遺伝子が発動するそうです。ちなみにどのくらいの量が必要かというと糖尿病予防のためには1日3Lの赤ワインを飲む必要があるそうです(認知症予防の場合には3~4杯、前立腺癌予防の場合1~2杯で低リスクとなるとの報告あり)。
1日3Lの赤ワインを飲み続けるのは現実的には不可能で、サプリメントで摂取する方が効果的かと思われます。
サプリメントによってはレスベラトロールの濃度等はまちまちで、値段も同じくまちまちです(3000円~6000円)。

腹八分目で一生お坊さんのような食生活をするか。
年間五万円払って、好きなものを食べるか。
気にせず食べて早死にするか。
どれを選びますか?

2 件のコメント:

うめしゅう さんのコメント...

毎日3リットルワイン飲もっ・・・。

亀仙人 さんのコメント...

アル中で死んでまうわ。